はじめに:保護者の”リアルな声”が何よりの安心
11月。気温が下がり始め、子どもたちも少しずつ落ち着いた学校生活のリズムをつかむ頃。新しい環境にも慣れてきたこの時期は、保護者の方から「放課後の時間をもっと充実させたい」「成長を支えてくれる場所を探している」というご相談を多くいただきます。
放課後等デイサービスを検討する際、保護者の方が最も知りたいのは「実際にどうなの?」「本当に安心して任せられるの?」という、リアルな声ではないでしょうか。
今回は、実際に株式会社アイオライトの放課後等デイサービスを利用している保護者の方々の声を通して、「安心して任せられる理由」や「お子さまの成長の変化」を具体的にご紹介します。この記事を読めば、放課後等デイサービスに対する不安が解消され、利用への第一歩を踏み出す勇気が湧いてくるはずです。
目次
第1章:放課後等デイサービスとは?改めて知っておきたい基礎情報

放課後等デイサービスは、発達に特性のあるお子さま(小学生〜高校生)を対象に、放課後や長期休暇中に療育・生活訓練などを行い子供たちの自立支援や社会性の育成を目的とする福祉サービスです。
学校や家庭とは異なる「第3の居場所」として、お子さまの社会性・自立心を育む大切な役割を担っています。
放課後等デイサービスの基本情報
| 項目 | 内容 |
| 対象 | 発達障がい・知的障がい・身体障がいなどをお持ちのお子さま(6〜18歳) |
| 支援内容 | 創作活動、レクリエーション活動、クッキング、SST(ソーシャルスキルトレーニング)、外出体験など |
| 利用時間 | 放課後(15時から18時)・学校休業日(例:10:00〜15:00延長有) ※事業所により時間が異なります。 |
| 利用費用 | 原則1割負担(受給者証が必要)、その他おやつ代等実費負担有 |
放課後等デイサービスは「療育」という専門的な視点から、子ども一人ひとりの”できた!”を大切に育てる場所です。
放課後等デイサービスの3つの役割
役割①:安心して過ごせる居場所
学校での緊張から解放され、リラックスして過ごせる場所。職員が温かく見守る中で、自分のペースで過ごせます。
役割②:社会性を育てる場
集団活動を通じて、順番を守る、ルールを守る、お友達と協力するといった社会性を自然に身につけます。
役割③:家庭・学校との連携
日々の活動報告や定期的な面談を通して、お子さまの成長を家庭・学校と共有し、一貫した支援を実現します。
第2章:保護者の声①〜人見知りだった息子が「また行きたい」と言ってくれた
「最初は”行きたくない”と嫌がっていた息子が、2週間ほど経った頃から”今日、楽しかった”と言うようになりました。スタッフの方が一人ひとりを丁寧に見てくれているのが伝わります。家では見せない笑顔を見ることができて、親としても嬉しいです」(小学3年生・男の子の保護者様)
Aくんの成長ストーリー
Aくんは初め、人との関わりに少し苦手意識がありました。初日は母親の後ろに隠れ、スタッフの顔も見られない状態でした。
しかし、放課後等デイサービスでは少人数制での活動が中心。スタッフがしっかり寄り添い、安心できる関係を築くことで少しずつ心を開いていきました。
Aくんの変化のステップ:
- 1週目:母親と離れられず、活動にも参加できない
- 2週目:スタッフと二人で工作に挑戦、完成して笑顔が見られた
- 1ヶ月後:他の子どもたちと同じ空間で過ごせるようになった
- 3ヶ月後:自分から「こんにちは」と言えるようになった
秋には外出レクリエーションやハロウィン工作を通して笑顔が増え、今ではお友達と協力して活動を楽しむ姿も見られます。
「子どもの”できた”が増えるたびに、家庭でも笑顔が増えました。以前は『学校に行きたくない』と言うことが多かったのですが、今では『デイサービスがある日は楽しみ』と言ってくれます」
保護者が感じた安心ポイント
①無理に集団に入れない配慮
Aくんのペースを尊重し、まずはスタッフとの信頼関係づくりから始めました。焦らず、一歩ずつ進めることで、本人も安心して心を開くことができました。
②毎日の丁寧なフィードバック
連絡帳に「今日はこんな笑顔が見られました」「こんな活動に興味を示していました」と記載してくれるので、家でも話題にできます。SNSで活動の様子も確認でき、より様子が分かりました。
第3章:保護者の声②〜家庭では見られなかった集中力がつきました
「家では集中できなかった宿題や課題に、デイサービスではしっかり取り組めているようです。スタッフの方が褒め上手で、やる気を引き出してくれています。家でも『デイサービスでやったやり方でやってみる』と言うようになり、成長を感じています」(小学5年生・女の子の保護者様)
Bさんのお子さまの成長ストーリー
放課後等デイサービスでは、学習支援の時間を設けており、スタッフが一人ひとりのペースに合わせてサポートします。
Bさんのお子さまは「15分も座っていられなかった」状態からスタート。今では、1時間しっかり集中できるようになり、「できた!」という喜びを積み重ねる中で、自己肯定感が大きく育っています。
Bさんのお子さまの変化:
- 最初:5分で飽きてしまい、教室を出て行ってしまう
- 1ヶ月後:15分間、スタッフと一緒に課題に取り組めるようになった
- 3ヶ月後:30分間、一人で課題に集中できるようになった
- 半年後:1時間、計画的に課題を進められるようになった
「家庭で”今日、褒められたよ”と笑顔で話してくれるのが嬉しいです。以前は宿題の時間が親子のバトルでしたが、今では自分から机に向かうようになりました」
学習支援のポイント
①スモールステップで達成感を
最初は5分だけ、次は10分と、少しずつ時間を延ばしていきます。「できた!」という成功体験を積み重ねることで、自信がつきます。
②本人の興味を学習に活かす
Bさんのお子さまは恐竜が好きだったので、恐竜の図鑑を使って漢字を覚える、恐竜の数で計算問題を作るなど、興味を学習に結びつけました。
③家庭でも続けられる方法を提案
デイサービスでうまくいった方法を、保護者に共有します。家庭でも同じ方法で取り組むことで、一貫した支援ができます。
私たちが大切にしているのは、利用者の方々が作業の中で「できた」「上達した」という小さな成功体験を積み重ねることです。この体験の積み重ねが、自信につながり、さらなる能力向上への意欲を生み出します。
第4章:保護者の声③〜社会性が身につき、友達との関わりが増えた
「以前は一人遊びが多く、集団活動が苦手でした。でもデイサービスでのグループ活動を通して、”順番を待つ””ありがとうと言う”などが自然にできるようになりました。学校の先生からも変化を感じると言われて、本当に嬉しかったです」(中学1年生・男の子の保護者様)
Cくんの成長ストーリー
Cくんは、放課後等デイサービスのSST(ソーシャルスキルトレーニング)を通じて、人との関わり方を少しずつ身につけました。
たとえば、ゲームを通じて「相手の気持ちを考える」練習をしたり、買い物体験で「お金のやりとり」「あいさつ」を練習したり。こうした実践的な活動が、社会性の発達に大きな効果をもたらしています。
Cくんの変化:
- 最初:他の子と一緒に遊ばず、一人で黙々とブロック遊び
- 2ヶ月後:スタッフの仲介で、他の子と一緒にゲームに参加
- 半年後:自分から「一緒に遊ぼう」と誘えるようになった
- 1年後:友達とのトラブルも、話し合いで解決できるようになった
「学校の先生からも”最近落ち着いていますね”と言われるようになりました。友達とのトラブルも減り、休み時間に一緒に遊ぶ友達ができたそうです」
SSTで身につく社会性
①あいさつ・言葉遣い
「おはようございます」「ありがとう」「ごめんなさい」など、基本的なあいさつを場面に応じて使えるように練習します。
②順番を守る・ルールを理解する
ゲームを通じて、順番を待つ、ルールを守る、勝ち負けを受け入れるなどを学びます。
③相手の気持ちを考える
「この言い方をしたら、相手はどう感じるかな?」とロールプレイを通じて、相手の気持ちに気づく練習をします。
④協力する・助け合う
グループでの作業や活動を通じて、「一緒にやると楽しい」「助け合うと早く終わる」という経験を積みます。
作業を通じて、集中力、継続力、協調性といった働く上で欠かせない基礎能力を自然に育むことができます。これは就労継続支援B型にもつながる、社会で生きていくための大切な力です。
第5章:子どもが変わる!秋の活動プログラムの魅力
11月は、季節を感じながら学べるプログラムが盛りだくさん。アイオライトの事業所では、子どもたちが楽しみながら社会性や生活スキルを伸ばせるよう工夫しています。
| プログラム | ねらい・効果 |
| 🍂秋の工作(紅葉・ハロウィン) | 指先の巧緻性・創造力・集中力を育てる |
| 🚶♀️公園・動物園への外出 | 社会的マナー・ルール・協調性を学ぶ |
| 🍪おやつ作り | 手順の理解・協力・達成感を育む |
| 💬SST(ソーシャルスキルトレーニング) | あいさつ・順番・感情表現を学ぶ |
| 🧩ゲームレク | 仲間との関わり・自己コントロールを練習する |
こうした活動の中で、子どもたちは「楽しい!」という気持ちをベースに、自然と社会的な力を身につけていきます。
秋のプログラムの具体例
プログラム①:ハロウィン工作
紙やフェルトを使って、ハロウィンの飾りを作ります。はさみやのりの使い方、色の組み合わせなど、創造力を育みます。
完成した作品は施設内に飾り、「自分の作品が飾られている」という達成感を味わえます。
プログラム②:秋の公園探検
紅葉が美しい公園に出かけ、落ち葉拾いや自然観察をします。外出先でのマナー、交通ルール、集団行動のルールを実践的に学びます。
プログラム③:芋掘り・焼き芋体験
近隣の農園で芋掘り体験をした後、施設で焼き芋を作ります。土に触れる感覚、収穫の喜び、みんなで食べる楽しさを体験します。
プログラム④:買い物学習
近くのスーパーに行き、おやつ作りの材料を買います。お金の使い方、店員さんとのやりとり、レジでの順番待ちなどを学びます。
第6章:保護者が感じた”安心ポイント”3つ
放課後等デイサービスを利用している保護者の方々が、共通して挙げる「安心できる理由」をまとめました。
| 安心ポイント | 内容 |
| ①スタッフの丁寧な対応 | 送迎・活動中・家庭連絡まで、一人ひとりに寄り添う姿勢 |
| ②家庭との密な連携 | 連絡帳・面談・写真報告で、子どもの様子がよくわかる |
| ③安全で明るい環境 | 清潔で整理された空間、感染対策の徹底、送迎サポート付き |
安心ポイント①:スタッフの丁寧な対応
「スタッフの方が親身に相談に乗ってくれるので、不安が減りました。子どもの小さな変化も見逃さず、『今日はこんな成長が見られました』と教えてくれます」
スタッフが大切にしていること:
- 一人ひとりの特性を理解し、その子に合った声かけをする
- 小さな変化も見逃さず、保護者と共有する
- 困ったときは一緒に考え、解決策を探す
- 子どもだけでなく、保護者の気持ちにも寄り添う
安心ポイント②:家庭との密な連携
「”今日はどんな活動をしたか”を写真付きで報告してくれるのが嬉しいです。家では見せない表情が写真に写っていて、『こんな顔するんだ』と新しい発見があります」
連携の方法:
- 連絡帳:毎回の利用後、その日の様子を記載
- 定期面談:6ヶ月に1回、成長の振り返りと今後の目標設定
- 写真報告:活動の様子を写真で共有
- 送迎時の口頭報告:ちょっとした変化や気になることをその場で共有
家庭とのコミュニケーションを大切にすることで、保護者の安心感が高まり、子どもも安定して通える環境が整います。
安心ポイント③:安全で明るい環境
安全対策:
- 定期的な消毒・換気
- 角のない家具、転倒防止対策
- 緊急時のマニュアル整備と避難訓練
- 送迎車の安全運転
「施設を見学したとき、清潔で明るい雰囲気に安心しました。子どもたちの笑顔が多く、『ここなら安心して任せられる』と感じました」
第7章:成長の変化が家庭にもプラスの影響を
放課後等デイサービスに通うことで、子どもの変化を通じて”家庭の時間”にも笑顔が増えたという声が多く寄せられています。
保護者の声:
「以前よりも”ありがとう”や”ごめんなさい”が言えるようになりました。デイサービスで教わったことを、家でも実践しているようです」
「朝の準備がスムーズになり、登校がスムーズになりました。前日に『明日は〇〇があるよ』と伝えると、自分で準備するようになりました」
「兄弟との関係も穏やかになり、家の中が明るくなった気がします。以前はすぐに手が出ていましたが、今では言葉で気持ちを伝えられるようになりました」
放課後等デイサービスの支援は、お子さまの成長だけでなく、家庭全体の安心にもつながっているのです。
家庭での変化の具体例
①生活リズムが整う
毎日決まった時間に通所することで、生活リズムが安定します。早寝早起きの習慣がつき、朝の準備もスムーズに。
②家族との会話が増える
「今日、デイサービスで〇〇したよ」と楽しそうに話してくれるようになり、家族の会話が増えます。
③親の心にゆとりが生まれる
放課後の居場所が確保されることで、親も安心して仕事や家事ができます。心にゆとりが生まれ、子どもに優しく接することができます。
④兄弟関係が良好に
デイサービスで学んだコミュニケーションスキルが、兄弟との関係にも活かされます。
第8章:アイオライトの放課後等デイサービスが大切にしていること
株式会社アイオライトでは、「全ての人々の未来を創造し、社会で輝ける環境を造り上げる」という理念のもと、お子さま・ご家族・地域が笑顔でつながる支援を行っています。
アイオライトの特徴
①少人数制で、一人ひとりのペースに合わせた支援
大人数の中では埋もれてしまいがちなお子さまも、少人数だからこそ、その子らしさを発揮できます。
②保育士・児童指導員・心理士など専門職によるチーム支援
それぞれの専門性を活かし、多角的な視点から支援を行います。
③保護者との連携を重視し、家庭でも続けられる支援方法を提案
デイサービスだけでなく、家庭でも同じ方法で取り組むことで、一貫した支援ができます。
④季節ごとの楽しいイベントで、子どもたちの「意欲」を引き出す
楽しい活動を通じて、「やってみたい」「できるようになりたい」という前向きな気持ちを育てます。
「”子どもが輝ける場所”を見つけられて本当によかった。親子で笑顔が増えました」(保護者様の声)
まごころでは、障がいや難病を抱える方々の「働きたい」「日中に活動をしたい」という前向きな気持ちを何より大切にしています。この理念は、放課後等デイサービスにおいても、お子さま一人ひとりの「やってみたい」という気持ちを大切にすることに表れています。
第9章:利用を検討中の保護者様へ
「うちの子に合うのかな?」「通い続けられるか心配…」そんな不安をお持ちの方こそ、ぜひ一度見学や体験をおすすめします。
実際に施設の雰囲気を見て、スタッフや子どもたちの笑顔に触れることで、安心して利用をスタートできる方がたくさんいらっしゃいます。
見学・体験でわかること
- 実際の活動内容と施設の雰囲気
- 利用しているお子さまたちの様子
- スタッフの対応や支援の方法
- 通所のスケジュールや送迎の方法
- お子さまに合った支援があるか
🌱アイオライトでは、見学・体験を随時受付中です。
アイオライトの4つの事業所
- まごころの家高陽(高陽エリア)
- まごころの家倉掛(倉掛エリア)
- まごころの家可部(可部エリア)
- まごころの家りはす(宇品エリア)
それぞれの事業所が、地域に根ざした温かい支援を提供しています。
まとめ:保護者の安心が、子どもの成長を支える
- 放課後等デイサービスは「安心して成長を見守れる居場所」
- 保護者の声からも分かるように、信頼できる支援体制が整っている
- 家庭や学校と連携しながら、お子さまの自立と笑顔を育てる
- スタッフの丁寧な対応、密な連携、安全な環境が保護者の安心につながる
- 子どもの成長が、家庭全体の笑顔を増やす
この11月、あなたのお子さまにとって「安心して過ごせる居場所」を見つけてみませんか?アイオライトの放課後等デイサービスが、未来への一歩を全力でサポートします。
